金融資産3000万、アッパーマス層を20代で達成して思うこと
アッパーマス層とは
株式会社野村総合研究所(NRI)は毎年、
全国の企業のオーナー経営者(主要株主かつ代表者)を対象に
「NRI富裕層アンケート調査」を実施しています。
調査では、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、
世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基に、
総世帯を5つの階層に分類しており、アッパーマス層もその階層の一つです。
資産階層の分類(野村総合研究所)
- 超富裕層 :純金融資産 5億円以上
- 富裕層 :純金融資産 1億円以上5億円未満
- 準富裕層 :純金融資産 5,000万円以上1億円未満
- アッパーマス層:純金融資産 3,000万円以上5,000万円未満
- マス層 :純金融資産 3,000万円未満
出所:野村総合研究所 ニュースリリース 研究・情報発信(2023/03/01)
金融資産なので、不動産、金や銀などの貴金属、美術品や高級腕時計などの
実物資産はカウントされないこと、
また住宅ローンなどの負債も差し引いて考えるようです。
上記の2021年の推計結果から、各資産階層の割合を算出すると以下の通りです。
- 超富裕層 :0.17%
- 富裕層 :2.58%
- 準富裕層 :6.01%
- アッパーマス層:13.42%
- マス層 :77.83%
大多数はマス層に分類されています。
約5人に1人が私が今属しているアッパーマス層以上、
億り人と言われる富裕層以上の方は100人に2人となります。
初めてこの調査を見た時、
億り人が思ったより多いな という印象を持ちました。
アッパーマス層到達までの道のり
資産増加額の計算式は下記の通りです。
①収入 – ②支出 + ③(資産 × 運用利回り)
①収入を増やす
②支出を減らす
③運用利回りをあげる
上記を徹底できれば、資産は自然と増えていきます。
私の場合は
①平均より高い収入(会社に感謝)
<年収推移>
↓ 1社目
1年目:600万(4月〜12月)
2年目:980万
↓ 2社目
3年目:950万
4年目:1000万
5年目:1400万
6年目:1500万
(7年目:900万〜1100万予想)
参考記事:自己紹介 / 29歳 資産3000万達成までの軌跡
②平均的な支出
③米国株中心にインデックス投資(近年の良好な相場環境が後押し)
参考記事:資産3000万 2024年7月時点の資産内訳・ポートフォリオ
といった感じで歩みを進めてきました。
アッパーマス層に到達して思うこと
3,000万という数字に対して、一定の達成感はありました。
しかし、何か特段日々の生活が変わったわけではありません。
私は今サイドFIREを目標にしていて、
生活費月40万× 12ヶ月 = 年間480万円 が必要とし、
半分の月20万を副業、半分を投資収益から賄いたいと考えています。
月20万、年間240万円を投資収益から得るには
4%ルールを当てはめると6,000万円の投資元本が必要になります。
まだ道半ばではありますが、6,000万円を達成した習慣にGoalで何かが変わるというわけではなく、
道中も”少しずつよくなっている”、”少しずつ自由への道が開けている”
そんな実感を持てるいいなと思いますし、実際にそう感じています。
もし無一文になっても、6〜7年は何もせずとも生きていける。
このような心持ちでいれると、会社での立ち回りや過ごし方も変わってくるかなと。
投資元本を育てながら、本業以外の収入源を育てていく
お金にまつわる総合力が、自由な人生へのキーになると思います。
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